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961 : ドラマの話3。 : keity :09月26日(火)21:21 | [レス] [削除] |
相変わらず、和久井映見は面白く、シリアス演技とコミカル演技、両方いける好きな俳優だ。 思えば、「ひよっこ」、4月のスタート時に<あの日観てたサウンド・オブ・ミュージック 瞼閉じれば甦る〜〜〜♪>なんて歌う桑田圭祐の曲が流れ、タイトルバックの映像にわたしは目を奪われた。日用品を利用した見立ての世界は、レトロな昭和30年〜40年代の町の光景や田んぼの風景。そのアイデアと演出に拍手。ちなみに映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、瞼を閉じなくても甦るというか、脳裏に焼き付いている映画だ。 ドラマのヒロインみね子はわたしよりも5歳お姉さんだ。50年前のわたしは15歳だった。ドラマにちらりほらり登場した社会現象も懐かしかった。内容はノスタルジックでアットホームで、いい人だらけ、悪意の人は誰も登場しない。「きみは一人じゃないよ。一人で悩むなよ。みんながいるよ」的な和気あいあいの雰囲気であり、時代の切り取り方も実にポジティブだ。海の向こうではベトナム戦争が激化し、アメリカでは反戦運動が高まり、日本でもドラマの設定年の2年後には東大闘争があったわけで、不穏な空気が流れていたはずだったのに。そう、当時15歳のわたしも、受験生だったにもかかわらず、のほほんとしていたことを思い出す。 *画像は、やはりLPレコード。新入荷の棚にいきなり見つけたリック・ジェイムス、つい買ってしまった。 |
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