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  983 久々にCD購入。 : keity04月17日(火)22:44  [レス]  [削除]
気になっていたケンドリック・ラマーの「ダム」。
対訳をじっくり読みながら聴いてみたけれど、やはり、英語がわからないわたしには、歌詞と対訳が並んでいたほうがいい。
ということで、コピーをすることにした。うちのプリンター、拡大コピーできないのが残念だけれど。
ぐさっと突き刺さってくるメッセージである。解説を読んで、前作も購入することにした。

  982 映画感想。 : keity04月17日(火)22:17  [レス]  [削除]
鑑賞してからすでに10日、遅ればせながらの感想。
『シェイプ・オブ・ウォーター』
本年度のアカデミー賞受賞作品。米ソ冷戦時代のアメリカ政府の極秘研究所を舞台に、そこで清掃員として働く声を出せない女性と半魚人のような生き物とのロマンスを描いたファンタジー。研究所に運び込まれた不思議な生き物が実験の犠牲になりそうな危機を乗り越えようと奮闘する彼女と<彼>、心ある協力者たちの姿が素敵だ。美しい映像と音楽を駆使した魅惑的でミステリアスな展開に心奪われ、そして巧いタイトルをつけたものだなと感心。いかようにも変容する水の形が、言葉も種族も超えた愛を象徴していて、監督の熱いメッセージが伝わってくるのだった。脇役のオクタヴィア・スペンサーが優しくて頼もしくて愉快なキャラクターを好演。この女優、「ヘルプ」「ドリーム」でも同様にいい味を出していた。

  981 続・50数年前の。。。 : keity03月27日(火)21:37  [レス]  [削除]
便箋も出てきた。子どものころ、便箋と封筒を集めていて、友人と中身の交換などをしていた。保存していたのは、当時のお気に入りの便箋たちだ。わたしが生まれ育った室蘭の百貨店には売ってなかった中原淳一の便箋は東京に引っ越した同じ恵子という名の友人が送ってくれたものだ。都会の香り。内藤ルネや水森亜土は当時、人気があった。ビートルズの便箋まで買っていて、捨てられずにいたのだった。「ポリアンナ」、いやはや、懐かしいわ。

  980 50数年前の。。。 : keity03月27日(火)21:28  [レス]  [削除]
昨年、母が存命中に納戸の整理をしていて見つけた、母の字で<恵子>と書かれた大きなダンボール。中身のそれぞれの箱には、忘れていたものばかりが入っていた。子どもの頃、雪景色に教会とそりなどが描かれたクリスマスカードが好きで集めていた。子どもながらそれらに郷愁を感じていたのかもしれない。
撮影後、処分するのはもったいないしなー、どうしようかなーと思案。

  979 まとめて映画感想。 : keity03月25日(日)16:09  [レス]  [削除]
1月と2月の鑑賞順に。
「永遠のジャンゴ」
ジプシーの血を引くギタリストのジャンゴ・ラインハルトの歴史的事実をベースにした、ドイツ軍占領下のパリ時代の知られざる彼の物語。ジャンゴの絶大な人気に目をつけたナチスが演奏会を開くにあたり、「体が動くような曲はだめ」など様々な制約を課す。だったら、演奏会をするなと思いたくもなるのだが、ジャンゴの演奏が敵味方に関わらず、魅了したということなのだろう。帰宅してジャンゴのCDを聴いた。音楽の力って、素晴らしいね。ほんとにね。

「スリー・ビルボード」
7カ月前に娘を殺された母親が一向に進まない捜査状況に腹を立て、警察署長への抗議メッセージを記した三枚の広告看板を立てたことから田舎町に波紋が広がっていく話である。冒頭、日本では「庭の千草」として知られるアイルランド民謡の清らかな歌声が流れるが、それもつかのま母親の怒り、その矛先が向けられた警察署の困惑、殺人事件を忘れたかのような素っ気ない町に不穏な空気が漂い、予測できない展開が待ち受けている。キャスティングがいい。主演のフランシス・マクドーマンド、彼女意外に考えられないハマリ役だ。また、常にいら立ちを隠せないでいる暴力的な警察官が後半、あるきっかけからまるで天の啓示を受けたように変化するのだが、演じたサム・ロックウェルが巧いし、一生に一度あるかないかの儲け役だったね。両者共に、アカデミー賞の主演と助演の最優秀賞を受賞して、納得。泣くような作品ではないのだが、中盤、母親の店が放火によって燃えてしまうシーンから涙が止まらなくなってしまった(悔し涙は別の涙に変わっていった)。涙の理由は、人が抱える悲哀と憤怒、そして覚醒へのエンパシーか。殊の外、深い映画だった。

「殺人者の記憶法」
予告編を観て、友人と「面白そうね」ということで観たのだが、劇場での韓国映画初鑑賞。アルツハイマーの元連続殺人鬼が新たに登場した新手の若い殺人者との闘いを描いた作品。着想はユニーク。映像は、暴力と頼りない記憶のフーガか。随所にダークな笑いを誘うセリフがあり、ブラックコメディでもあるのかな。ラストの対決シーンは長すぎた。それにしても、どの記憶が事実なのか、記憶違いなのか、こちらの理解の深度を測られているような錯覚に陥ってしまった。

「ローズの秘密の頁」
アイルランドのジム・シェリダン監督作品。理不尽とも思えるような理由から半ば強制的に精神病院に収容された女性ローズの40年という過去の時間、そして老いた現在の時間を行きつ戻りつしながら封印されていた真実が描かれていく。ローズに恋心を抱いた神父の演技というか、存在そのものがインパクトありすぎ。ローズにつれなくされると、途端に豹変して彼女を色情狂扱いするという言動は恐ろしい。ラストの偶然性は少し強引かなとも思ったが、一抹の希望の光が射してほっとした。アイルランドが舞台の映画って、好きだ。

余談:アイルランドに行ってみたいと思うが、「はじまりのうた」をDVDで観ていたら、またニューヨークに行きたくなってしまった。この映画、とてもいいのだ。自分も曲を作ってみたくなった。というのも、音楽プロデューサー役のマーク・ラファロの演技がよかったから。そして、自分はすっかりマークにはまってしまったのだった。友人に伝えると、びっくり&大笑いされてしまったけれど、いろいろオススメ作品を教えてくれた。また、別の友人に伝えると、知らない俳優なのでネット検索して確認したところ、「わたしは苦手かも」といわれてしまった。

  978 読了。 : keity02月10日(土)16:45  [レス]  [削除]
「百年泥」石井遊佳
先述した若竹さんと同時に芥川賞を受賞した作品。
インドのチェンナイで日本語教師をしている<私>が百年に一度という洪水に遭遇。堆積した泥から現れる品々によって自らの記憶や様々な人たちの人生が甦ってくる話で、著者自身の洪水体験もベースにあるらしい。時間軸をもたず、あちらこちらに飛んでは唐突に記憶が引きずり出され、なにがリアルでなにが幻想なのか、それは<私>の記憶なのか、誰の記憶なのか、虚実とり混ぜたようなエピソードとエピソードのつながりで、どのような形で収拾されるのかとドキドキしたが、粋なラストに出会い、上手にまとめたなと感じ入った。
若竹さんの「おらおらひとりいぐも」と似たような手法とユーモアのセンス、そして日本語の妙。しかし、<文学の香り>は、香水でいえば、オリエンタル系(石井さん)とフローラル系(若竹さん)の違いかな。無理なたとえではあるけれど。。

  977 agnes b. : keity02月07日(水)00:24  [レス]  [削除]
「家の中で履いて少しでも明るい気持ちになれるように」と。友からプレゼントされたソックスとギターのバッジ。ビックリ。センスいい。
アニエスベーは、遠い昔、パリで買った綿素材のカーディガンとカットソー、その後東京でボーダーのTシャツを買ったくらいで、あまり縁がなかった。
今のわたし、ソックスは1足500円くらいのものしか履かないので、その何倍もするようなソックスを家の中で履くのはもったいない。貧乏性。まずは、外出用にします。
65歳には、派手?いやいや、短めのパンツの裾からちらりと見えるところがオシャレだと思う。バッジはタートルネックの襟元につけよう。そして、明後日、友に見せよう。
いやはや、あっというまに時間が過ぎてしまった。

  976 続・まとめて読後感。 : keity02月07日(水)00:06  [レス]  [削除]
「おらおらでひとりいぐも」若竹千佐子
芥川賞受賞作。なんと、昨年63歳で文藝賞を受賞して作家デビューし、そのまま直木賞まで受賞というびっくり快挙?である。
ページを開くと、いきなり、出だしの文章がこうである。
<あいやぁ、おらの頭このごろ、なんぼがおがしくなってきたんでねえべが>
一応三人称の形態で、74歳の桃子さんが主人公。突然、夫に先立たれて一人暮らしをする桃子さんの日々のあれこれと回想を織り交ぜながら展開する物語。東北弁丸出しの自問自答を核に、思いの丈をてんこ盛りして一気に書き上げたという感じだ。
この手法?は、特にプロットにこだわるわけでもなく、大変、書きやすいと思うのだ。東北弁を駆使し、言葉はリズミカルに放出され、笑いも涙も誘う。私は母を亡くしたばかりというのもあって、桃子さんの喪失感が伝わり、バスの中で涙してしまった。ところがしばらく読み進めていくと、つい笑ってしまう。
<はぁ、自我とは何だ。分がったようで分がんね言葉使んな 我ならば知ってるじょ。ガガガガガガ、ガ>と心の中で叫び、逝ってしまった夫への思いからか、
<死んだ死んだ死んだ・・・・>と言い続ける。数えてみれば<死んだ>を27連呼。<うそだべうそだべうそだべ・・・・>と何度も繰り返す。そして、興奮と冷静の狭間で、どきっとするような言葉=考えが湧き出てくる。
これ、パンクだね。74歳、桃子さんのパンクだわ!
<パンクってなんだべ、パンパンパンパンパンパックン>なんていわれそうだ。
若竹さんの次作、気になる。
余談:二年ほど前、自分も「梅子のため息」というタイトルの小説を書いていたのだ。桃子さんと同じ74歳で、夫を亡くして一人暮らしという設定で。それにしてもなんでまた花にちなんだ名前をつけたのだろうか。若竹さんも自分も。しかし、<ため息>というのは、いかんかったな。頓挫しているから、ボツにしてしまうしかない。

「女が美しい国は戦争をしない」小川智子
知り合いの脚本家(札幌出身)が書いた美容家・メイ牛山の一代記。
北海道新聞の読書欄にこの本の紹介が載っているのを見つけて、うれしく思った。よかった、よかった。小川さんと東京で最後に会ったのは17、8年前か。
メイ牛山さんのとてもポジティブな考えに基づいた人生の歩みが素敵だ。関係者への取材や資料の読み込み、大変な作業だったと推察。小川さんの熱が伝わってくる力作だ。

  975 まとめて読後感。 : keity02月07日(水)00:05  [レス]  [削除]
「英龍伝」佐々木譲
「武揚伝」「くろふね」につづく、佐々木さんが表現するところの<幕臣三部作>の三冊目で、韮山代官・江川英龍の伝記。江川英龍は常に時代の先を読み、黒船来航を予測して海防論を展開し、韮山反射炉の建造して銃砲製造を行ったり、軍用の携帯食として初めてパンを焼き、さらに江戸湾にお台場を造り、種痘の普及にも尽力し、一方では絵画も多数残すといった風流人でもあったのだ。そんな数々の業績を残しながら、日本の戦後の教科書から消されてしまった人物だ。わたしがその名前を知ったのは、恥ずかしながら東京に出てからで、築地界隈のORIGINをめぐる本の編集に関わったときだった。
本書では、英龍の人物像が的確に表現されている。英龍は質素倹約につとめ、尊大なところがなく、他者を思いやる利他的な考えを持つという懐の深さが魅力的であり、一方では、老中・水野忠邦を相手に理路整然と西洋事情を説き、自国の未来図を描いてみせる。また、高野長英、高島秋帆、佐久間象山、渡辺華山といった周辺人物とのつながりもしっかり描かれているので、読みながらわくわくした。
本書では、英龍と「くろふね」の主人公の中島三郎助との出会いにも触れている。しかし、三郎助は砲術指揮者として蝦夷地へ赴き、函館で二人の息子と共に刀を抜いて敵部隊(政府軍)に突入し、壮絶な戦死を遂げた。ラストサムライとして。。「くろふね」はクライマックスに至る道程が丁寧に書き込まれていて、惜しい人たちが戦地に散ったのだなと、「英龍伝」を読みながら思ったりもした。

「隠蔽捜査7・棲月」今野敏
大森署長・竜崎のキャラクターが好きでシリーズを読み続けているが、今回は物足りなかったかな。ついに大森署から神奈川県警へ異動。次回から県警の刑事部長か。

  974 寒中お見舞い申し上げます。 : keity01月14日(日)21:40  [レス]  [削除]
母の四十九日が過ぎ、本日は初命日でした。
突然のことだったので、激しく動揺したり、悔やまれることもあったりで、それでも一連の手続きやさまざまな用事を踏んばりながらこなし、何やら流されるようにして日々が過ぎていった感じです。
どこを探しても、いつまで待っても母が姿を現すことはなく、そんな母の不在が悲しく、寂しく思います。
初命日ということで、素敵なお花のアレジメントが届きました。思わず、母を呼びそうになってしまいました。「綺麗ね!素敵ね!」と声をあげていることでしょう。

いろいろと励ましていただいた方々に深く感謝しています。
少しずつ日々の暮らしに活気をつけていこうと思っています。
当分は実家にいて、納戸や押し入れの整理などをしていきます(マンションから運んできた荷物の片付けもまだ途中)。

あ、待望の「英龍伝」(佐々木譲著)を発売日に買ったので、まずはこれを読みます。DVD(映画)は観られたのに、本は読む気力がなかったので、「英龍伝」が本年最初の読書になりそうです。幕末といえば、血気盛んな倒幕の志士たちばかりが近代化を押し進めていったように見えますが、その陰では幕臣の江川英龍のようにコツコツと学び、先の時代を見て行動して、業績を残した人たちが多くいるのです。

皆様にとって2018年が良き年でありますように。
時節柄、ご自愛ください。
*久しぶりにですます調になりました。

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