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  65 父の古いノートなど....。 : keity10月16日(火)15:12  [レス]  [削除]
屋根裏に、父の大学時代や会社員時代の仕事に関するノート数十冊を束ねたものがいくつもあった。普通、引っ越しを契機に処分するような物たちだが、父は捨てられずにいて、そのうち忘れてしまい、生前に整理することも思いつかなかったようだ。
以前、作家の大御所がテレビで「断捨離とかいっているけれど、ぼくは捨てることはないと思う。何十年も経ってからそれらを見つけるとホッコリするんですよ。だから、物はとっておいたらいいんです」と言っていた。
父は何十年経っても見ることも手に取ることもなかったので、ホッコリすることもなく、それらは束ねられたまま何度も移動しても押し入れや屋根裏の片隅で眠っていたわけだ。

ノート数冊を撮影し、大半は処分するしかなかった。さて、父の日記帳をどうするか。父は現役時代、ビジネス手帳は別にして日記をつける習慣はなく、退職してからつけていたようだ。わたしは友人に親の日記のことを聞いてみた。「母親の日記帳は何十冊もあり、読むのも憚られたのですべて処分した」とのことだった。自分の日記帳は一年以上前に処分してしまったのだが.......。

日記帳といえば、母は父と一緒に日記帳を買っていたが、年末まで続けたことはない。毎日つけたのはせいぜい1月ぐらいで、その後は、気が向いたときにポツポツと。父は、その日の出来事や事象についての見解などを整然とびっしりと書き込んだ。誰かに読まれることを想定して書いたのではないかと思うほどで、少々気恥ずかしい感じだ。
それに比べて、母の日記帳はだいたいが1、2行だけ。父の死後のある年の日記帳をパラパラめくっていると、「探し物が見つかりました。お父さん、ありがとうございます」という文章(何を探していたのだろうか。よほど大事な物だったらしい)。また、あるときは「主人は、ほとんど愚痴を言わない人だったと感心する」とある。日付を見ると父の月命日だった。なんだか、母らしいなとホッコリすると同時に、少しばかりしんみりしてしまった。

写真の整理もしなければならない。昔の写真とか、軍服姿の父の写真とか、どうしようかと悩むようなものは後回しということで.....。


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