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発言番号167
名 前keity
タイトル映画感想3。
コメント「さらば愛しきアウトロー」@シアターキノ
ロバート・レッドフォードの俳優引退作である。
彼が演じるのは16回の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在の74歳のアウトローなのだが、彼にアウトローっぽさが感じられなかった。
なぜなのか?あまりにも年をとりすぎたから?いや、多分、春に観た「運び屋」の年老いたアウトローを演じたクリント・イーストウッドとつい比べてしまったからなのかもしれない。レッドフォードの方が6歳若いのに、かなり黄昏れていた。また、演出によるところも大きいと思う。「運び屋」は、イーストウッドが監督もつとめたので、演じたいように演じることができたのだろう。

確かに、昔からレッドフォードはアウトロー的な役柄が多かった。しかし、今回の引退作を観ながら思ったのは、実はレッドフォードのような正統派二枚目俳優というのは、年齢を重ねるごとにアウトローの役が似合わなくなっていくのではないか。あるいは、実は演技が凡庸だったとか......。とまあ、失礼なことを思った。本作で同じ銀行強盗の仲間を演じた白髪のトム・ウェイツなどはアウトローの匂いがプンプンだったのだけれど。
本作で惹きつけられたのは、レッドフォードの最後の恋人役を演じたシシー・スペイセクとのシーンである。哀愁が漂い、切なくなった。スペイセク、とても素敵だった。

兎にも角にも、レッドフォードの俳優引退作を見届けることができてよかった。

誰もが年老いていく。「明日に向かって撃て!」を観て衝撃を受けたのが半世紀前。嗚呼、自分も老いるわけだ。
ちなみに、好きな映画を5本選ぶとすれば、「スティング」「明日に向かって撃て!」「追憶」「大統領の陰謀」「ナチュラル」あたりだろうか。監督作品は「リバーランズ・スルー・イット」と「普通の人々」など。

観客は3割ぐらいの入り。ちょっと、寂しかった。
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