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発言番号112
名 前keity
タイトル立春の日の出来事。
コメント母の物をいろいろと整理していたら、ファイルの中に書道初段の認定証や習っていた講師からの手紙などを見つけた。「昇段おめでとうございます」から始まる手紙、母が体調を崩して書道教室を辞めたことについてのお見舞いの手紙、年賀状など。講師からの文(ふみ)に特別な思いがあり、大切にとっていたのだろう。それらを眺めながら、胸が熱くなってしまった。10日ほど前のことである。
昨日、書道教室が終わったあと、生徒三人で文化センター内のギャラリーで開催中の各教室の生徒の作品展を見て回った。写真や手芸や書道、生け花などいろいろ。漢字書道の作品展示を眺めていたら、くだんの母が習っていた講師の名前を見つけた。「あー、この方、母が習っていた先生だわ」と声に出すと、友人がびっくりして「ええー、すごい偶然!」。さらに、当番らしき男性が「いま、先生、受付に座っていますよ!お話したらいい」と言ってくれたので、早速、挨拶に行った。「昔、母が習っていたんです」と......。
講師は驚いた様子で「御名前は?」「タツタです」「どういう字かしら?」「龍田川の龍田です」というと、「あ、なんとなく、わかります」と少しばかり頼りない。10年以上前のことだし、生徒の数も相当なものだから、名前と顔は一致しないかもしれない。
「実は先日、母の遺品の中に先生からの昇段のお祝いのお手紙などを見つけたものですから、びっくりしました。わたしもこちらの文化センターでかな書道の教室に通っているんです」とわたし。本当は母が習っていたこの講師の教室に通いたいと思って、パンフレットに探したのだが、見つけられなかったという、自分自身の不手際。10年以上も経過しているから、多分、教室はないだろうと勝手に思い込んでいたのかもしれない。
講師に「習いにきませんか?見学もできるのよ」と言われ、わたしの気持ちは動いた。かな書道をやめようか。しかし、半年習ってやめるのもなんだかな。かといって二つの教室に通うのは大変なことだし.....。複雑な思いで会場をあとにして、隣のティールームへ。
「すごい偶然ね。先生からのお手紙を見つけて、それが繋がって先生に会えたなんて。お母さんのお導きね」と友人。
そうなのだと思う。生前の母が「書道、習ったらいいのに」と言い、わたしは母の遺志をついで、書道を習っている(どういうわけか、かな書道になってしまったのだけれど)。
友人もフランス語と書道を習っているが、それはジャンルが違うから両立できているのかもしれない。わたしの場合は....。
うーん、思案所である。

昨日は立春。朝から猛吹雪だったが、教室に行ってよかったと思う。さらに文化センターの展示室に足を運んでよかったと思う。うちのかな書道も3月に展示がある。新人組も俳句を書いた短冊を二点展示してもらえる。
今度、時間があったら、母が習った講師の教室を見学してみようか、などと思ったのだった。

ひゃー、長くなってしまった。
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